この記事の結論
- 連れて行かれたからといって、必ず取り戻せるわけではありません。
- 判断されるのは、これまでどう暮らしてきたかと連れ去りの経緯です。
- 親権の判断と重なります。すぐに動いてください。時間が経つほど不利になります。
ある日突然、配偶者やその家族に子どもを連れて行かれた。
取り戻せるのかどうかを説明します。
子どもの連れ去りとは
次のような場合を指します。
- 配偶者が別居するとき、子どもを連れて出た
- 別居して子どもと暮らしていたところ、保育園や幼稚園から連れて行かれた
取り戻せるのか
必ず取り戻せるとは限りません。
連れて行った側も、子どもの親であることに変わりはないためです。「勝手に連れ出したのだから違法だ」という一言では決まりません。
見られるのは次の2つです。
| これまでの生活 | 子どもとどのように暮らしてきたか。主に誰が育てていたか |
|---|---|
| 連れ去りの経緯 | どういう状況で、どのように連れて行ったか |
突き詰めれば、どちらのもとで暮らすほうが子どもにとって幸せかという観点から判断されます。
親権の判断と重なります
考慮される事情は、親権者を決めるときとほぼ同じです。
つまり、ここでの結論が、そのまま親権の結論につながります。
時間が経つほど不利になります
連れて行かれた先での生活が長くなるほど、「今の環境を変えないほうがよい」と判断されやすくなります。動くのが遅れると、それだけで取り戻しにくくなります。
親権の判断で見られる事情は親権の決まり方で説明しています。
連れて行かれたら、すぐにご相談ください
この分野は、動いた早さがそのまま結果に影響します。何日も様子を見てからでは、選べる手段が減ります。まずは状況をお聞かせください。取れる手段と、その順番をお伝えします。
